先輩看護師から嫌われてしまった場合の立ち回り

 前回は、僕の失敗談をもとに病棟内での嫌われないための立ち回り方を紹介しましたね。詳しくは前回の記事をご参照ください。

 

monotimin.hatenablog.com

  

 しかし、こう思った方も多いんではないでしょうか?

 

 すでに嫌われている場合はどうしたらいいの??

 

今回はこのテーマにそって、僕なりの立ち回りにについて話していこうと思います。

 

 

はじめに

 前回も少しご紹介しましたが、僕は看護師になりたての際に多くのいじめや嫌がらせを受けてきました。今思い出しても、なかなかしんどい思い出になっています。

本気で仕事をやめようとも思ったこともあります。

いじめや、嫌がらせの例は前回も上げましたが、今回も少し例を挙げていきましょう。

・話しかけてこないように言われる

・やってないことを自分のせいにされる

・連絡してこないように言われる

・仕事を教えてもらえない

・先輩看護師からの無視

・執拗な残業強要

・悪口

 

 前回は、この例をもとに、なぜいじめが起こるのかを客観的に考察したので、前回記事を参照ください。

 

 今回はここから、実際にいじめられた際の対処方法について僕なりの方法を紹介し、一人でも多くの新人看護師の方や、ぼくと同じような状況に陥っている方の助けになれたらと思います。

 

新人時代に僕がした失敗対応

 ここでは、僕が新人時代に実際に行ったいじめや嫌がらせに対する対応を少し紹介していこうと思います。

 

・話しかけてくるなと言われてもすぐにその先輩に話しかけに行く

・無視されているがわかったら、自分も無視する

・教えてくれるまで、その先輩のあとをつける

・悪口を言っている現場に乗り込んでいく

 

ざっとこんなところでしょうか・・・

今になって思うと、こんな後輩嫌ですよね・・・

でもこの当時は、この対応がぼくにとっての精一杯だったんです。

やられたら、やりかえす、これだけが僕の精神的な支えにだったのかもしれないです。

 

 皆さんはマネしないで下さいね(笑)これはあくまで失敗例です。

ここから改善方法を考察しまとめていくので、お楽しみください。

 

失敗から学ぶこと

 いくつかの失敗例をさきほど挙げましたね。ここではその失敗例から僕が学んだことを少し考察していきます。

 

・話しかけてくるなと言われてもすぐにその先輩に話しかけに行く

 具体的な時間を言えば、僕は10分も感覚を開けずに言われた先輩のところまで走っ ていました。今普通に考えると、話してくるなと言った相手が、間髪入れず話して来たら不快感しかないですよね。これは神経の逆なでにしかなっていなかったと思います。

 

・無視されているがわかったら、自分も無視する

 相手が無視をしたからと言って自分も無視をしてしまうと、そこコミュニケーションが全て破綻してしまいます。今後なにを言っても無視され、何を言われても無視してします関係性が完成してしまうので、新人時代は特に気を付けなければならないもんだいかと思います。

 そもそも、先輩と新人じゃ立場が全然違いますよね

 

・教えてくれるまで、その先輩のあとをつける

 これは、先輩看護師の仕事の邪魔にしかなっていないですね、自分の都合のみで行動した結果が、自分と先輩や周りの仕事効率まで落としてしまいかねない事をしてしまっています。

 

・悪口を言っている現場に乗り込んでいく

 もうこれは、逆効果でしかないですよね、聞かれないように陰で言っていることに、本人が登場してしまったらその場の空気の凍り付きますし、悪口は自分が立ち去ったあとに加速してしまうことが想像できます。

 

 以上のように、僕の失敗対応でどのような反応があるか、僕なりに考察してみました。

 もう一度だけ言わしてください。これ、実際にしているときは本気でこの対応が1番だと思っていたんです。しんどいと理解しながらも、この対応しかできなかった自分が今はとても恥ずかしいです・・・

 

いじめられた時はどう対応するのが良いのか

 ここまでは、僕の失敗例やその際に生じる反応について話てきました。

ここからはそのプロセスをもとにどのように立ち回るのがいいか考えていきましょう。

 

 僕の対応例をみるとお気づきかと思いますが。

 マイナスイメージの行動しかないですね

このことに1番気づいてほしいと思います。

 

 今度は先輩を自分に置き換えて考えます。

僕の失敗例のようなマイナスイメージの行動を、嫌いな人がとっていたらどう思うでしょうか、僕ならさらに嫌いになってしまいそうです。

 

 このことから考えられる対処方法として

 プラスイメージの行動をとる

これが1番んい改善方法に考えられますね。

 

ただ!!

 

 それが1番難しいんです。自分を嫌っている人間に対してプラスイメージの対応をするのってすごく難しい・・・僕はここで1番苦労しました。

 おそらく皆さんもそうかと思います。

ここからは、そんな問題を抱える貴方に僕なりの解決方法を伝授します!!

 

自分の精神面を保つために

 見出しにもしましたが、この自分の精神を保つ これが重要です。

要はストレスコントロールですね。ここからはそんな問題の解決方法の紹介です。

 

問題1

 いじめられながら精神的健康を保つのが難しい。

解決方法

 いじめている人間と、いじめを耐えている人間ならどちらが精神的に成長していると思いますか?

僕は耐えている人間だと思います。なので、人にいじめられてもこの人は、かわいそうな人だと思うことで、自分の精神面を保ちました。

 

問題2

 いじめられている人に対しプラス行動がとれない

解決方法

 今後の自分の成長を考えると、いじめてきている人間からも技術、知識を吸収した方がはるかに成長できます。

 問題1で精神的安定を保持できたなら、プラス行動ののち自分の成長につながると思えばこの問題はそこまで大きな問題にはなりえませんでした。

 

まとめ

 ここまでいじめられた際の対応方法について述べました。

最後に少し残念なことを言うようで気が引けますが、完全に陰口や悪口を無くすことはほぼ不可能に近いを感じています。

 ですが、この記事でまとめたことを僕は実際に実行し、ある程度期間がたったころには表立ったいじめというものは無くなっていました。少し陰で言われることは今でもありますが、入職当初と比べれば屁でもないレベルです!!

 この記事が、少しでも皆様のお役に立てたらと思います。

 また僕の経験を生かした、先輩、後輩の関係性やプリセプターとしての在り方などをまとめていきたいと思いますのでお楽しみ下さい