社会人になってからの途中点数と結果点数の違い
はじめに
今回は題名にあるとうり、学生の考える途中点数と結果点数社会人になってからの仕事に対する途中点数と結果点数の違いに悩まされ、翻弄された人はとても多くいと思います。かくいう僕もその一人です。
これだけ頑張ったのに全然評価してもらえない、頑張ったことに全然目を向けてもらえない。
こんな経験は皆さんありませんか?
ここでは、僕の経験も少し交えつつ、どのように意識が違ってきているのかを僕なりに解説してみたいと思います。
途中点数と結果点数の違い
まず途中点数と結果点数の関係性について少し考えてみようと思います。
途中点数+結果点数=総合評価
この関係性が出来上がるかと思います。
しかし、学生と社会人ではここに見出す価値観に大きな価値観があると思います。
ここではわかりやすいように
総合点数=100
とし、途中点数、結果点数にそれぞれ割り振った形で考えたいと思います。
・学生視点
途中点数(50)+結果点数(50)=総合評価(100)
これは学生時代は、総合点数を評価する側の人間が教師という立場もあり、授業や課題といった媒体が多くある環境下である以上、結果に至るまでの過程である、途中点数に意識が多くよるためだと考えられます。
・社会人視点
途中点数(10)+結果点数(90)=総合評価(100)
社会人になると、学生時代のように途中点数を評価する媒体が極端に減ります。そのため、目に見えてわかりやすい結果が評価の大半を占めることになします。
また途中点数はあくまで自分がどれだけ努力したかであり、相手に関係のないものになります。しかし、結果点数は取引相手等、相手に直結する項目となるので社会人視点でみるとそちらが主な評価題材となるでしょう。
職種によってここに書いた、途中点数と、結果点数の割合は変わってくるかと思います。ですが、社会人になってからの評価割合として
結果点数が重要となる
この1点においては、どの職種についても変わる事はないと思います。
僕は看護師という職業をしているので少し看護の現場で学生を指導者間でどのような価値観の相違があるか紹介していこうと思います
看護現場においての価値観の相違
自己紹介でも少ししているのですが、僕は看護師を職業としています。看護の学校に通っている方はよくわかると思いますが、看護学科には膨大な実習時間があります。
ここでは少し僕の体験も元にどのような事態が起こりうるのか、どのように注意するべきかを紹介していきます。
・僕が失敗したこと
僕は、看護師として就職した直後、看護学生時代と同じように、日々の学習をまとめ、それに沿って看護の仕事に励んでいました。
この学習事態はとてもいいことかと思います。また、僕の中では、日々の学習も先輩方に大きく評価してもらえると思っていました。
しかし、上記にもまとめたように実際の現場にでると、結果に重きが置かれます。
このことに気づくまで、長い時間がかかりました。その結果どのような事態が発生したか紹介します。
・自己評価と他者評価が大きく違う
このことが1番大きな問題かと思います。
日々の学習に酔っていた僕は、結果的にこのような事態が発生してしまいました。
自己評価が異常に高くなり、他者評価との相違が大きくなってしまいました。
看護の現場において、自己評価と他者評価に大きな差が開くというのは、正しく自己評価ができていないとみなされがちです。
・看護の現場では自己評価と他者評価の合致が求められる
看護の現場では、新人一人に対してプリセプターという指導係が一人つきます。マンツーマンで指導係がつくイメージですね。
その指導係との評価の一致が求められます。
ここで、大きく差が開くと、正しく自己評価できていないと評価されることが多いです。
またその結果、総合評価的にも仕事が出来ない人とされがちになるので、円滑に仕事をするにおいて、自己評価と他者評価を一致させていく必要があります。
自己評価と他者評価を一致させるために
自己評価と他者評価を正しく一致させるためには、総合評価を導くための価値観を評価者と一致させる必要があります。
ここでは看護師を題材にします。
学生時代は膨大な記録物等から、上記にまとめた途中点数に重点が行きがちです。
しかし社会人になってからは結果に重点に評価されます。
なので
社会人になってからは、結果が総合評価に大きく関係してくる
このことを念頭に置きましょう。
何事にも例外は存在しますが、基本的にすぐにみてわかる結果で評価されることが多いです。しかし
学生時代は結果に至る努力も大きく評価してもらえますが、社会人となってからは結果に至る努力よりも結果を求められます。
このことを覚えておいて損はないでしょう。
まとめ
ここ、まで長々と書きましたが、皆さんに覚えておいてほしいのは、
社会人は努力よりも結果を注視される
このことを覚えておいて損はないことでしょう。
僕はこのことを理解するのに時間がかかり、苦労を多く経験しました。この記事を見てくれた方が一人でも、僕と同じ苦労が無いよう、経験しなくても良い苦労が無いようす少しでも助けになればと思います。